チーズフォンデュは、ヨーロッパの寒い山岳地方ならではの郷土料理で、メインディッシュとして楽しまれています。日本でいうといわば鍋のようなもので、家庭ごとにチーズフォンデュ鍋セットが一揃え揃っているほど親しまれている家庭料理です。
もともと、アルプスなどヨーロッパの山岳地帯では、冬になると雪に閉ざされてしまうため、夏〜秋のうちにチーズを仕込んで長い冬の間の貴重な保存食としていました。
スイスのグリエールやエメンタール、ラクレット、イタリアのフォンティナ、フランスのコンテやボーフォールなどなど、山のチーズはみんな、冬を越すための大事な食料だったんです。
その冬の保存食である、チーズを溶かして、アツアツの鍋にして楽しむのが、チーズフォンデュです。
![ヨーロッパ冬の山岳地帯 ヨーロッパ冬の山岳地帯](img/img_cheese_fondue_01.jpg)
スイス風、イタリア風など、その土地ごとのレシピがあって、オリジナリティ豊かなところがチーズフォンデュの一番の魅力。
使うチーズは各地方、各家庭によって違いますが、手作りならではのおいしさでいっぱいです。
![オリジナリティ豊かなチーズフォンデュ オリジナリティ豊かなチーズフォンデュ](img/img_cheese_fondue_02.jpg)
家族や親しい仲間とテーブルを囲んで、
トローリとろけるチーズフォンデュをどうぞ召し上がれ!